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ノイズ・雷サージプロテクタ【SFU-005-3P】

SFU-005-3P(SFU-005 3極タイプ)についてのよくある質問と回答(FAQ)

Q1. どんなノイズをカットできるのか?
A1
  • パンフレットの特性表をご参照ください。
  • 主に、インバーター系のうち高い領域のノイズ、AM放送波、短波放送、CB無線などの領域です。
  • 当然、機器から漏えいする伝導ノイズのうち、該当する周波数帯域については抑えることが可能です。
  • 特に、PCなどでは50MHz以下の周波数でも強く漏えいする部分があるので、不要なトラブルを防止する意味でも効果的です。
Q2. 広帯域のノイズとは?
A2
  • パンフレットの特性表をご参照ください。
  • おおむね100KHz以下から100MHz程度まで効果があります。
Q3. どんな機械にも使えるのか?(パソコンだけか、それともTVなどにも使えるのか?)
A3
  • 何にお使いいただいてもかまいません。
  • 一例では、オーディオに詳しい方がわずかなノイズを気にして購入いただいた事例もあります。
Q4. SFUにたこ足配線をしても5A以内なら効果は得られるのか?
A4
  • 効果はあります。ただし、複数接続した機器の内、SFUを経由しないでノイズやサージの流入/流出経路ができてしまった場合、効果は低下するおそれがあります。
Q5. もっと小さくできないのか?
A5
  • 高性能コモンモードチョークコイルを内蔵しているため、3極対応としてはこれが現状の限界です。
  • また、このコイルを内蔵しているために他社よりも非常に優れた減衰特性を得ることができているのです。
Q6. サージ特性例(SFUのパンフレットより)の見方は?
A6
  • 斜線部分は、通常何も保護しなかった場合の電圧/時間の波形です。
  • 下の部分がSFUを取り付けた場合の特性です。
Q7. 通常のサージプロテクタとの違いは?
A7
  • 高性能なコモンモードノイズフィルタを内蔵しています。
  • また、3極対応にしてあるので、通常のサージプロテクタで対応している線間サージ以外に、誘導雷などで問題となるアースに向かって流れるサージ(コモンモード)に対しても確実な効果があります。
Q8. NTTの特許とは何ですか?
A8
  • 特許番号は平3-20057です。
  • 高性能なコモンモードチョークコイルについての特許となっています。
Q9. 「復帰させる前に原因を・・・」とパンフレットにあるが、どんな原因でブレーカーが作動するのか?その原因を確かめる方法は?異常を取り除くには、どうすれば良いのか?
A9
  • 負荷側を短絡したり、定格を超える電流を流し続けた場合に作動します。
  • 高負荷の使用電力の合計や、機器の異常を点検してください。
Q10.電話の雑音も取れるか?
A10
  • 原因によりますが元々は電話機や通信機器のノイズ対策用として開発されています。(3極ではないタイプ)
Q11.許容量を超えるサージとは、どの位の値か?
A11
  • エネルギー耐量で175J、サージ電流は6000A/4500A(1回/2回)を超えたサージです。
Q12.フィルタのデータとしては、コモンモードまたはノーマルモードのどちらを主眼とするのか?
A12
  • 通常、ノーマルモードは簡単にコンデンサなどで落とすことができるし、障害になる原因としては少ないです。
  • コモンモードをどのように落とすのかがポイントです。
Q13.回路図の中で、コールド側のヒューズはどの様な目的で入れたのか?
A13
  • 3極にしたことでコールドとGND間でも過電流が流れるおそれがあり、この保護のために入れたものです。
  • 3極にしたことでコンセントの向きが固定されコールド側が決まったことにより、このような処置を行いました。
    確率的には、ホット側からGNDかコールド側に流れる電流のほうが多いのでホット側にはブレーカーを入れています。
Q14.全体の重さはどのくらいか?
A14
  • 試作段階ですが約350gです。ホット側にはブレーカーを入れています。
  • 従来品のSFU-005は約360gで、機能がアップしたにもかかわらず軽量化されています。
  • これはモールドをABS樹脂に変更したためです。(以前はフェノール樹脂)
  • 材料は変更していますが安全などの性能は以前と同等を確保しています(電取申請中)
Q15.フィルターの減衰は、コモンモードではどの位の値で有効と言えるのか?(何dB)
A15
  • 体感的にはあるレベル以下になるとノイズを感じなくなりますが、その限界値を越えるかどうかの部分です。よって状況によります。
  • 場合によっては10dBでも効果があるし、40dBでも効果がない場合があります。
  • 通常、20dB以上あれば「フィルタ」として商品としている場合もありますが定説はありません。